・・・・・海の音楽が聞こえますか?
プロローグ
朝の散歩
小鳥のさえずり、砂のささやき、さざなみの音
太陽がのぼり、静かな一日のはじまり
耳をすます。
どこからか、かすかに響く音色
なぜかなつかしい・・
だれかに呼ばれているような
わたしの心はさわいだ。
海の中へ
よばれるままに進むと、そこは、海の世界だった。
しずかな水のながれ、見上げると 光が差し込み
一面のさんごや色とりどりの魚たちは、
スポットライトを浴びた。
デバスズメダイ、キンギョハナダイ、チョウチョウオはあつまり、
クマノミはイソギンチャクにあわせて揺らめいた。
砂からはガーデンイールが顔をのぞかせ
マンタは舞い
サンゴはそれに拍手をおくった。
生き物達の息吹が奏でるハーモニー
エピローグ
魚たち サンゴ 貝 砂 光 水
耳を澄ます。調和の世界 奏でるハーモニー
なぜかなつかしい
そう、それが 海のメロディー